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- 別所温泉川柳入選者発表
別所温泉川柳|作品募集
3月7日、予め委嘱した審査員により厳正な審査をいたしました。実に1,500句を超える作品の審査は大変なことでしたが以下の作品を入選とさせていただきました。想像を超える応募数のため、当初の予定より入選数を増やしました。
多くのご応募に感謝すると共に、また次回へのご応募もお願い申し上げます。
尚、審査に関するご質問や申し立てなどは受け付けておりません。
温泉部門
特 選・・・「別所の湯 心も四季の 色に染む」大阪府/男性/60歳
準特選・・・「極楽に 行こうと母が 別所の湯」埼玉県/男性/67歳
準特選・・・「膝痛も 杖を忘れる 別所の湯」長野県/男性/90歳
準特選・・・「ご利益を 肌で感じる 別所の湯」神奈川県/男性/63歳
入 選・・・「膝痛も 笑顔で帰る 別所の湯」長野県/男性/75歳
入 選・・・「集まれば 足湯ななくり 花が咲く」東京都/男性/31歳
入 選・・・「石湯には 頑固な父が よく似合う」愛知県/男性/28歳
入 選・・・「大師様 筆は選ばず 湯は選ぶ」東京都/男性/65歳
入 選・・・「しがらみを 解いて別所の 湯に浮かぶ」愛知県/女性/65歳
入 選・・・「ゆったりと 星降る宿の 別所の湯」長野県/男性/65歳
入 選・・・「お腹の子 別所のお湯で 初湯あみ」熊本県/女性/58歳
入 選・・・「湯煙の 別所で磨いた 肌の艶」長野県/男性/78歳
入 選・・・「別所の湯 私も時計も のんびりと」北海道/女性/58歳
入 選・・・「また来よう 母娘で約束 別所の湯」群馬県/女性/54歳
観光協会長賞・・・「初孫と 湯豆腐になる 別所の湯」神奈川県/女性/53歳
旅館組合長賞・・・「これ以上 美人になれぬ 別所の湯」神奈川県/女性/53歳
旅館組合長賞・・・「効能が「幸せ」だった 別所の湯」千葉県/男性/50歳
旅館組合長賞・・・「極楽は 別所にあると 孫が言う」宮城県/女性/34歳
委員会賞・・・「鬼嫁を 姫と呼ばせる 別所の湯」千葉県/男性/45歳
委員会賞・・・「照れながら 足湯を混ぜる ハネムーン」広島県/男性/54歳
委員会賞・・・「湯けむりが あなたの肌に ラブ注入」岩手県/男性/36歳
神社仏閣部門
特 選・・・「観音へ お礼参りの フルムーン」長野県/男性/66歳
準特選・・・「安楽寺 行ってみたいと ねだる母」埼玉県/女性/67歳
準特選・・・「信州の 鎌倉招く 湯のけむり」長野県/男性/71歳
準特選・・・「婚活は 愛染桂で 縁結び」新潟県/女性/58歳
入 選・・・「観音の 数多の厄を 聞いた笑み」神奈川県/男性/61歳
入 選・・・「父さんが 将軍塚で 武士言葉」愛知都/女性/28歳
入 選・・・「八角の 塔に魅せられ 2度3度」奈良県/男性/69歳
入 選・・・「功徳の輪 歴女ぞくぞく 常楽寺」長野県/女性/81歳
入 選・・・「古女房 似ている別所の 微笑仏」神奈川県/男性/64歳
観光協会長賞・・・「鎌倉を ふと偲ばせる 安楽寺」静岡県/男性/59歳
委員会賞・・・「合格を 祈って勉強 あまりせず」長野県/男性/26歳
委員会賞・・・「お賽銭 不況で値切る うちの母」奈良県/女性/46歳
委員会賞・・・「彼女出来 まずは神社に 御報告」兵庫県/男性/31歳
委員会賞・・・「神妙に ギャルも手合わす 観音堂」福島県/女性/54歳
その他部門
特 選・・・「田園に 湯の香が走る 別所線」長野県/女性/71歳
準特選・・・「かつらの木 昭和ロマンが 蘇る」長野県/女性/79歳
準特選・・・「リハビリと 称して別所に 行く婆や」奈良県/男性/51歳
準特選・・・「雨乞いの 幟とりどり 山下る」長野県/男性/69歳
入 選・・・「禅を組み しびれた足を 湯で癒す」東京都/女性/31歳
入 選・・・「マツタケと 秋の別所で 湯三昧」埼玉県/男性/64歳
入 選・・・「湯の宿へ ときめき乗せて 別所線」長野県/女性/65歳
入 選・・・「いい湯だな いいお寺だな いい別所」長野県/男性/71歳
入 選・・・「岳の幟 丸窓電車で 孫二人」長野県/女性/63歳
観光協会長賞・・・「春を呼ぶ 観音堂の 知恵の団子」長野県/男性/72歳
旅館組合長賞・・・「愛を染めないで そこから逃げないで」長野県/男性/42歳
旅館組合長賞・・・「別所路で「いい日」と書いた 旅日記」埼玉県/男性/46歳
委員会賞・・・「温泉行き バスの名前も ぽっかぽか」千葉県/男性/82歳
委員会賞・・・「別所には 癒しスポット そろい踏み」和歌山県/男性/60歳
審査委員長寸評
このたび別所温泉魅力創生協議会主催の第1回川柳コンテストに参加させて頂き、誠にありがとうございました。
総投句数が1,500余もあり、視点の異なる別所がみつけられ非常に楽しいコンテストでありました。選者8名の共選ということで選句の分散が心配されましたが、初回から選句が集中して驚きました。ただ気にかかったことは別所温泉を熟知している方々の句に、一句の中に別所を詰め込みすぎたものがかなり見受けられました。今回はプロモーション的意味合いの強い川柳コンテストでありましたので、別所を愛する地域の人々の心の現れと拝見いたしました。
特選三句はどれも奇を衒ったものではなく別所の湯を心からお勧めする、という気持ちが素直に読まれておりました。これらの句を見て「行ってみようか」「また来たいね」という言葉の増えることを願って止みません。
平成23年3月7日
川柳六文銭上田吟社
桂川 秋生